はじまりはゲーム音楽

音楽放談

CDをはじめて購入したのは小学生の時。

近所のジャスコのCDコーナーに置いてあったこちらの作品です。


そう、誰もが知るドラゴンクエスト。

もちろんもっと小さな頃から童謡とかアニメソングとかは歌ったりしてましたが、
「CDを買おう」という明確な意思を持って手に入れたのはこちらの作品がはじめてでした。

この作品はドラゴンクエスト4のBGMをエレクトーンで演奏したトラックが収録されているという、
人生最初のCDとしてはかなり変化球的な作品ですが、
この出会いは今の自分の音楽性に大きな影響を与えたのだろうなと思います。

劇伴というジャンル

この作品はいわゆるサウンドトラックです。

劇伴というジャンルですね。

音楽のみを主体として創る音楽ではなく、
映画やドラマ、演劇、ゲームなどのBGMとして創る音楽です。

当時はそんな意識なく聞いていましたが、
気が付けば僕の中で劇伴というジャンルは一つの主軸となったように思います。

劇伴の魅力というのは音楽を聴くことで自分を取り囲む世界の雰囲気がガラリと変わること。

これは映像などと一つになって世界観を創るための音楽だからこそ特化している部分なのかなと。

もちろん通常の音楽作品でも雰囲気を創る部分はあるんですけど、
どちらかというとその音楽の世界観に包むというケースが多いかと思います。

劇伴の場合は、なんというかカラオケトラックのように映像がハマる隙間があって、
そこに合わせる映像によって世界が完成するという面白さがあります。

それが映像だけでなく、自分の視界に映る景色でも世界が出来上がるので、
通常の音楽作品とは違った楽しみ方ができるな、と感じています。

作曲家すぎやまこういち

ドラゴンクエストの作曲家は言わずと知れたすぎやまこういち氏です。

ラジオマン、テレビマンを経て作曲家となった方で、
劇伴、歌謡曲など幅広く手掛けています。

結構はっきりとした政治的主張をもっている方なので、
人によって好き嫌いがあるかもしれませんが、
それはそれとして音楽家としてその実績はゆるぎないものがあります。

特に、ファミコン時代のゲーム音楽はハードの性能的な問題から、
限られた音色、音数の中での表現となるため、
その中でここまで印象的な音楽を創ることはやはりすごいなと。

特に主人公の心情を表す表現力などは、
劇伴作家としての模範のように思います。

豊富なバリエーションでのアプローチ

僕がたまたま出会った作品は、
エレクトーンでの演奏というちょっと変わったものでしたが、
生のオーケストラバージョンをはじめ様々なアレンジの作品が出ています。

僕の中でのひとつの名曲の形として、
どのようなアレンジを行ってもその曲の良さが生きる、
という形を持っているのですが、
ドラクエの音楽もそのようなパターンの一つかなと思います。

今回は僕が初めて購入した音楽作品であり、
劇伴というジャンルと出会うきっかけとなった
「ドラゴンクエストIV オン・エレクトーン」
のご紹介でした。

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